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【低所得者を救える?】軽減税率の賛成・反対意見のまとめ9選

【低所得者を救える?】軽減税率の賛成・反対意見のまとめ9選
軽減税率が大きな話題に上がっているのをご存知だろうか。

2017年4月に消費税10%アップに伴い、与党が話を進めています。その目的として低所得者対策と言われていますが本当なのでしょうか。お酒・外食を除く食料品が現行8%のままは嬉しいのですが、差は2%で実感を沸かない印象です。また店内飲食と持ち帰り(テイクアウト)では差が出てきます。そこで両者の意見や理由をヒアリングする事にしました。

今回、管理人サスケが賛成・反対意見を取りまとめました。

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賛成派の意見

食料品の値上げを防ぐ








サスケ



2017年4月から消費税10%アップするのは決まってます。すると増税分が自動的に値上がりますね~。










賛成派Aさん



その通り。だけどお酒・外食を除く食料品が消費税8%のままは大変ありがたい。食料品は生活必需品の一つ。毎日、米や野菜、魚など生きていくのに必要だから。君は毎日、ランチは外食だろ?食費を少し抑えたくないか?










サスケ



そうですね。でもランチ代は500円と決めています。消費税8%から10%にアップしても差は2%ですけど。10円アップするだけですけど。










賛成派Aさん



君は分かっとらんなー。専業主婦は1円でも安い食料品を求めてチラシをチェックしとるんだよ。たかが2%でも年間にしたら差額は大きい。愛する旦那の愛妻弁当や夕食代も考えておる。










サスケ



なるほど。やはり毎月の家計を気にしている主婦は有難いんですね。










賛成派Aさん



君はまだ独身だから分からないが、結婚したらお金がシビアに感じる。1円でもバカを見る奴は許さんぞ!





逆進性の解消になる








サスケ



消費税は全員一律ですよね?収入とか関係なく商品代金の10%に消費税が加算されます。










賛成派Bさん



そうですよ。低所得者が1個100円のメロンパンを買ったら10円の消費税を払わないといけない。お金持ちも同様にメロンパン1個購入したら10円の消費税。収入に関係なく購入した分。低所得者には負担が大きいのが問題点なんだ。










サスケ



確かにそれは分かります。年収1億円の人と年収300万円では負担額が異なりますね。普通、年収に応じて課税される所得税(累進課税)とは異なる。消費税は逆進性。










賛成派Bさん



だから低所得者は食費の占める割合が高い。つまりエンゲル係数が高い!生活必需品である食料品は消費税は安くするべきだと思うんだ。










サスケ



なるほど。でもお金持ちも食料品買っても消費税8%?










賛成派Bさん



お金持ちは外食や高級ワインなど購入して消費税10%を支払ってもらう。低所得者は外食する余裕はないんだよ。





消費増税に反対だから








サスケ



そもそも軽減税率は消費税10%アップに対して生まれた事ですよね?










賛成派Cさん



そうだね。現在、私は主婦でパートをして家計を支えています。前回、消費税5%から8%にアップした時も大きな違いはないだろうなーと思ったんですよ。そしたら会計時にビックリ!だいたい3,000円で支払っていたらお釣りがもらえる程度の買い物が3,000円では足りなかった。










サスケ



それは高い食材買ったとかでは?










賛成派Cさん



違いますよ。高い食材を買うお金はないですよ!数百円も違う。毎日支払う出費額が200円も違えば毎月6,000円も増える事になる。考えただけで恐ろしくなります。サスケさんはまだ独身でしょ?旦那と子供がいる家庭は違うんです。夫婦共働きだし給料がそう簡単に上がるわけがない!










サスケ



確かに毎月6,000円の出費額が増えるのはビックリですね。










賛成派Cさん



食べ盛りの子供がいる家庭は大変なんです。増税も確かに分かるけど、国がしっかり無駄を無くして増税するなら分かります。だけど消費増税は正直苦しい。だから、せめて食料品だけども消費税8%のままは本当に助かります。





年金受給者や生活保護受給者に優しい








サスケ



年金受給での生活は大変なのではないでしょうか?










賛成派Dさん



勿論。去年、自営業を引退して今年から年金で生活しておる。あとは少し貯金があるけどなー。しかし消費増税は痛い出費だな。










サスケ



ですよね。年金受給者や生活保護を受けている方は消費税10%高い出費です。せめて食料品が消費税8%は嬉しいですね。










賛成派Dさん



その通りじゃ!だから今回の軽減税率は大賛成!





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反対派の意見

コストがかかり過ぎる








サスケ



えっとコストって何ですか?










反対派Aさん



スーパーで会計する時にレジを通すだろ?その際、食料品は8%、トイレットペーパーは10%と設定する必要ある。まさか手打ちするわけにはいかないからシステム変更でお金がかかる。










サスケ



なるほど。軽減税率でお酒は対象外でしたね。もし缶ビール1本とポテチチップスの場合、会計レジがややこしくなりそうです。










反対派Aさん



その区別が面倒くさい。まして外食は対象外。君はよく外食しておるだろ?










サスケ



はい。まさか弁当作るのは面倒くさいので、よくファーストフードを利用しています。たまに店内で食べたり持ち帰ったりとか。あっ!まさか。










反対派Aさん



それだよ!店内飲食だと外食に該当する。持ち帰りだと食料品の販売になる。同じメニューでも料金が異なるぞ!










サスケ



確かに。ややこしくなりそう。





税収が減る








サスケ



えっと税収が減るっていうのはどういう事でしょうか?










反対派Bさん



君は何も分かっていないなー。本来、消費税10%で税収が入る金額が、お酒・外食を除く食料品だけ消費税8%になったら税収は減るだろ?その額は約1兆円にもなる。










サスケ



えー1兆円もですか!?凄い額ですね。










反対派Bさん



なので軽減税率はいい事ではなく足りない分、どう賄えるのかが課題になる。足りない分はいずれ、将来の税率アップの布石になると思う。なら最初から一律で消費税10%にすべき!





低所得者の救済措置にならない








サスケ



え!?軽減税率って低所得者の救済措置にならないんですか?










反対派Cさん



サスケ君、貧困率は何パーセントか知っておるか?貧困率は所得が平均所得の半分にも満たない人の割合の事。2015年度の平均年収は約400万円。つまり年収200万円未満は貧困層になる。










サスケ



なるほど。日本の貧困率は何パーセントなんですか?










反対派Cさん



貧困率は16%。約953万世帯もいる。










サスケ



めっちゃくちゃいるんですね。










反対派Cさん



先程、反対派Bさんが軽減税率で軽減される額が1兆円と言っていただろ?貧困層で割ると1世帯あたり約10万円。つまり軽減税率はお金持ち、低所得者も等しく恩恵を受ける事になる。給付ならその貧困層に支給したほうがいい。期限付きの定額給付金など配布すべきだと思う。





消費税を課税しないサービスがある








サスケ



毎年1兆円も増える社会保障費の為に消費税増税ですよね?消費税を課税しないサービスあるんですか?










反対派Dさん



私は軽減税率の導入以前の問題として消費増税には反対!消費税の定義は知っているかい?つまり課税対象の定義










サスケ



いいえ、知らないです。勉強不足ですみません!










反対派Dさん



国内において事業者が事業として対価を得て行われる取引を課税の対象としているが、一部例外として下記のサービスは対象外になっている。





<非課税取引のサービス一例>






























サービス一例
教科用図書
火葬料や埋葬料
助産
介護保険サービス
授業料、入学検定料、入学金、施設設備費、在学証明手数料
土地の譲渡及び貸付け
国が実施する法令に基づいて徴収される手数料


参考元:非課税となる取引







サスケ



教科書って非課税なんですね?知らなかったー。










反対派Dさん



消費増税の前に非課税のサービスがある。まずはそこに課税すべきだと思う。





多くの団体・連合会が反対している








サスケ



そもそも業界団体や連合会も反対されているみたいですね。なぜ反対なんですか?










経団連



事業者が税率や税額を記載したインボイス(税額票)と呼ばれる請求書が必要になる。特に中小企業の事務負担の増大になるから大反対!










サスケ



なるほど。事務負担が増えるのは嫌ですね。次に反対をあげている団体の方は?










日本スーパーマーケット協会



うちは食料品を扱っている。会計時にレジなどシステムの構築には早くとも1年半はかかるので間に合わない!しかも外食・お酒は除く食料品が対象。合理的な線引きが困難で混乱や不公平が生じるから大反対!










サスケ



確かに。食料品を扱う業界は一番混乱を招いていますね。続いて反対理由は?










日本税理士会連動会



軽減税率の導入で税金の計算が増えて困る。事務負担が増えるのも勿論だが、中小企業が困る。さらに実務上の混乱を招くから大反対!










サスケ



確かに。食料品を扱う業界ではなく税理関係も関わりますね。最後に反対される方は?










農業法人業界



うちは日本の農業を支えている団体。そもそも対象品目の線引きが曖昧。近い将来、高級品の国産農産物が軽減税率から除外され、安価な外国産農産物が軽減税率の対象となった場合、国産農産物の購買行動に不利な影響を及ぼす可能性がある。だから反対!






以上です。


消費者からすると税が少しでも安いのはいい事だと思います。その半面、軽減税率の線引きが曖昧さ、一部業界の事務負担が増大するデメリットも生じています。やはり税は一律平等、公平にすべきですね。軽減税率以外の低所得者対策を考えるべきだと思います。


サスケの一言


低所得者対策をもっと考えるべき!

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